このブログはMovableType Open Source(MTOS)で作っておるんですが,MTOSと非商用ライセンスを含む通常版のMTには機能面で差別化されています。それがカスタムフィールドの有無です。MTOSではカスタムフィールドが使えません。MT4.1を使ってたころにも,カスタムフィールドを使ったことはなかったんですが,期待の機能ではありました。
他方,MT3で運用してたころに(テスト段階で頓挫してしまった)飛行機写真用ページに使っていたのが,アル・デザインワークスさんが公開しているCMS Designerというツール。このツールは,コンテンツ管理部分だけが提供されているようなもので,アウトプットの自由度が高いのが特徴。
実は,水面下ですでにCMS Designerを使った飛行機写真用ページを作っていました。まだやりたいことがいろいろあるので正式公開とはしませんが,一応こちらに。
このページは,CMS Designerで定義したデザインを埋め込んだMTOSのテンプレートになっています。なので,CMS Designerと関係ない部分のデザインは,MTOS側が作ってくれてます。構造的にはちょっと複雑に感じるかも知れませんが,運営側としてはラクな仕組みなのです。
で,このCMS Designerにもいろいろ不満はありまして,深刻に考えてるのが「動的生成」ということと,「データベースを使っていない」ことの二点。
前者はSEOの面の問題なのですが,そんなこと言いつつ個人サイトなのでSEOにはそれほどこだわっておらず,mod_rewriteとかサイトマップをちゃちゃっと作ればOKかな程度に思ってたりもます。
問題は後者。せっかくMySQLが使えるようにしてあるサーバなのに,1エントリーに1ファイルを作るというデータベースフリーなツールを活用するということへの単純な葛藤から始まったものなのですが,いまはパフォーマンスへの不安も感じてます。
今日現在,だいたい270件の写真を登録していますが,いまのところパフォーマンス面で深刻な状況には陥っていません。ただ,およそ2か月分の写真で270件もあったということに僕自身が驚愕していて,後々のことを考えるとエントリーごとにファイルを作るCMS Designerをデータベース的に使うのに不安を覚え始めています。
CMS Designer以外のCMSツールもいろいろ見てみたんですが,すでにMTOSで作り込んだページにうまく埋め込めるということを確信できるツールがなく,果たしてどうしたものか,というのを感じていたわけです。
そうしたら,このサイトでも使っているメールフィールドプラグインを開発されたH.Fujimotoさんのサイトに,
「カスタムフィールドで実現する MTOS活用テクニック」(仮題)近日発売
という記事が掲載されていました。これができれば,CMS Designerを使うことなくMTOS側で飛行機写真のページを作ることを検討できます。
それと本書に期待しているのが,リンク先の第2項にある「ブログ記事を柔軟に検索することができる」という部分。CMS Designerで気に入ってる部分の一つが,エントリーの絞り込み機能がある点。先述した飛行機写真ページの右側にドロップダウンメニューの検索機能を付けてありますが,これは単純にCMS Designerのエントリー絞り込み機能を使っているものです。これも実際に見ると力技で実現している感じではあるんですが,便利は便利です。仮に本書でカスタムフィールドを使ったとして,その絞り込みとか検索とかが,普通に文字列を使った検索しかできないようなら寂しいわけで,このあたりがちゃんとカバーされてると嬉しいな,と思うわけです。かなり期待してます。

