今クールのドラマもほとんどが最終回を迎えました。
白い春。前半はちょっと疲れる展開が多かったけど,中盤~後半にかけて阿部寛さんと遠藤憲一さんの心境を映す演技が抜群に楽しめたドラマでした。ただ,これは昼ドラ向きのドラマかなぁという気がしなくもなかったです。大道具のチープさとか,脇役人が本当に脇役に留まりすぎてる感があって,ちょっともったいない。
全体に「ありえない展開」が目立つドラマではあったんですが,これだけドラマチックな物語にも関わらず,登場人物への感情移入がしやすかったのは凄い。思うに,見た目はドロドロ系だけど,登場人物の人間関係は意外にシンプルに収まってるのが良かったのかなーという気もしてます。
臨場。このクールのドラマでは一番楽しく見てました。内野さんの演技はもとより,脇の俳優陣の演技も素晴らしく,重い内容のドラマを適度な重みと軽やかさのバランスがとれた感じにまとめていたように思います。
とくに良かったのが高嶋政伸さん。主人公に対して嫌悪感と信頼感の両方を持つという役柄なわけですが,こういうパターンって嫌悪感を出すときに過剰に演技し過ぎて,いざ信頼感が表に出たときにわざとらしさ受けることが珍しくありません。その点で,どちらもうまく抑えた感じの演技がとても好印象でした。あと,このドラマの中でも回を重ねるごとに信頼感が増していくっていう演出だったと思うんですが,それもうまくいってたと思います。
BOSS。なんか消化不良な感じがしなくもないんですけど,意外に伏線はちゃんと解決してるし,よくできたドラマだったと思います。ただ,最終回は,視聴者も騙そうとして失敗してる気がして惜しかったかなぁ…と。
登場人物各位はそれぞれの持ち味がよく出てたと思うんですけど,やっぱり最初に書いたケンドーさんと温水さんのポジションが中途半端なまま,というか,キャラはすごく強いんですけど,捜査そのものに対して個性というか特技的なものが発揮し切れてなかったんではないかと。
湯けむりスナイパー。感想を書く類のドラマじゃないと思う(笑。続編やってくれないかなぁ。
全体に今クールで視聴したドラマは,どれも満足度が高く,楽しい三ヶ月でした。次クールも期待してたんですけど,とりあえず見たいと思ったのは「官僚たちの夏」だけかなぁ。あと,8月スタートの「オトメン」は義務なので見ます(笑。あとは,8月の「白洲次郎第3話」,土曜ドラマの「再生の町」あたりが要チェックかな,と。

